山の黄葉 油絵
ドイツ北部で発生した病原性大腸菌「O104」の
感染による死者は、ドイツだけで48に、また、
感染者数は4000人超となる集団中毒事件に。
原因追究が進められてきたが、豆モヤシである
ことを突き止め、更に、使用された種がエジプト
産であることも判明した。
この結果、EUではエジプトからのこの豆の種の
輸入禁止措置を取ったが、エジプトが反発。
EU圏内では風評が飛び交い、外交問題も備えた
困難さもあって、一件落着とはゆかぬ状況だ。
一方の日本国内の「O157」事件は、生肉を
食べる習慣が若者を中心に定着している中で、
こちらも、すっきりとは行かぬ難問を備えている。
厚生労働省案は、ユッケは材料を85度のお湯に
10分間漬けて、熱の通った表面から1cmほどを
トリミングして、芯の部分を使用することに。
この場合は、歩留まりは30%以下にもなりそう。
1人前で、2000にも3000円にもなって商売に
ならないとの声も。
また、生レバーは、従前から言われていると通り
食中毒の原因菌である「カンピロバクター」が
内部にも潜んでいる可能性が高く、禁止とは
ならぬまでも自粛となっている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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