残雪の山 油絵
多くの死者や行方不明者を出した大津波の
置土産の瓦礫やヘドロの後始末が大変だ。
一部の瓦礫は5月ごろから既に近畿地方までにも
運ばれて仕分けや処分の作業が行われている。
処分すべき瓦礫が、宮城県内だけで1800万トン
にものぼり、東北3県合計では2500万トンにも。
加えて処理対策に備えた調査で、津波が押上げて
来たヘドロの量は、茨城県を加えた沿岸部で
1600万トンにも及ぶ可能性があるという。
この膨大な量の置土産の処理を巡って、各自治体の
窓口には仕事を請け負うために多くの業者が
やって来ているが、中には闇社会に繋がる企業が
議員を連れてやって来たことも報告されている。
更に、原発構内に散在している放射線を帯びた
瓦礫を狙った処理業者も既に現れているとか。
中国国内の奥深くに処理場を設けているからと
言って来る者まで来ているというから驚きだ。
被災現場は待ったなしの状況だ。
一刻も早く瓦礫やヘドロ処理に備えて、一元的な
権限と管理機能を備えた部所を国で設けるべきだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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