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2011年7月8日金曜日

大津波の後始末が大変

残雪の山    油絵







多くの死者や行方不明者を出した大津波

置土産の瓦礫やヘドロの後始末が大変だ。

一部の瓦礫は5月ごろから既に近畿地方までにも

運ばれて仕分けや処分の作業が行われている。

処分すべき瓦礫が、宮城県内だけで1800万トン

にものぼり、東北3県合計では2500万トンにも。

加えて処理対策に備えた調査で、津波が押上げて

来たヘドロの量は、茨城県を加えた沿岸部で

1600万トンにも及ぶ可能性があるという。

この膨大な量の置土産の処理を巡って、各自治体の

窓口には仕事を請け負うために多くの業者が

やって来ているが、中には闇社会に繋がる企業が

議員を連れてやって来たことも報告されている。

更に、原発構内に散在している放射線を帯びた

瓦礫を狙った処理業者も既に現れているとか。

中国国内の奥深くに処理場を設けているからと

言って来る者まで来ているというから驚きだ。

被災現場は待ったなしの状況だ。

一刻も早く瓦礫やヘドロ処理に備えて、一元的な

権限と管理機能を備えた部所を国で設けるべきだ。

 
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