花と青い花瓶 油絵
福島第一原発から直線距離で100Km以上も
離れた栃木県の北部地帯で集められた落ち葉を
使用して造られた腐葉土1Kgから、1万1000
ベクレルの放射性セシウムが検出された。
主として一般家庭の菜園やガーデニングで利用
される袋入りで、既に相当量が販売された。
現地の落ち葉からは7万ベクレルを超える高い
放射性セシウムが検出されており、これらを
腐葉土の材料としたのが原因らしい。
元々、腐葉土の検査に備えてまで基準は定め
られていず、下水汚泥の上限基準200ベクレルを
援用すれば、とんでもない高濃度だ。
腐葉土が入った袋から1メートル離れた地点で
測定した放射線量は1時間当たり0.06マイクロ
シーベルトなので健康には影響はないという。
しかし、備えなしで手で直接触れて土入れなど
すれば、当然影響が出てくことが心配だ。
他の土と混合してしまうと薄まるので危険度は
大幅に減るし、また、作付後、トマトなどの実の
場合は含有量が5%程度に落ちて500ベクレルを
下回るのでるので食べても心配ないようだ。
広範囲に拡散されてしまった現在、どこに、どの
ような危険性が潜んでいるか判らないのが不安だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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