白樺林 油絵
7月1日は中国共産党創建90周年の日に当り
共産党は各地で華々しく祝賀大会を開いていた。
祝賀の一つが、北京~上海間の中国高速鉄道
「京滬(けいこ)線」の営業開始だった。
1日スタートの予定を、なぜか前日の6月30日に
急遽、繰上げられて1番列車がスタートした。
祝賀ムードが一杯のこの日の各列車は、どれも
満席状態で幸先がよいスタートだったとか。
この、中国版「新幹線」は、もともとは日本の
川崎重工業からの技術供与で製造された新幹線
車両が基本になっており、更にドイツなどからの
技術などを取り込んだ中国製の車両。
ところが、90周年祝賀に備えた大風呂敷か
、
これは中国の技術で製造された国産車両であると
大々的に宣伝するだけでなく、米国など多くの
国々に特許申請をしている。
パクリの新幹線で、中国共産党の勝利、万歳に。
しかし、肝心の営業面では、利用者層の所得
水準も利用環境も無視し、走らすことが目的だった
ために、利用率は激減でガラガラ運転が続く。
10日には、早速電気系統のトラブルで立ち往生も。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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