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2011年7月12日火曜日

パクリ新幹線 走り出したが

白樺林  油絵





7月1日は中国共産党創建90周年の日に当り

共産党は各地で華々しく祝賀大会を開いていた。

祝賀の一つが、北京~上海間の中国高速鉄道

「京滬(けいこ)線」の営業開始だった。

1日スタートの予定を、なぜか前日の6月30日に

急遽、繰上げられて1番列車がスタートした。

祝賀ムードが一杯のこの日の各列車は、どれも

満席状態で幸先がよいスタートだったとか。

この、中国版「新幹線」は、もともとは日本の

川崎重工業からの技術供与で製造された新幹線

車両が基本になっており、更にドイツなどからの

技術などを取り込んだ中国製の車両。

ところが、90周年祝賀に備えた大風呂敷か
これは中国の技術で製造された国産車両であると

大々的に宣伝するだけでなく、米国など多くの

国々に特許申請をしている。

パクリの新幹線で、中国共産党の勝利、万歳に。

しかし、肝心の営業面では、利用者層の所得

水準も利用環境も無視し、走らすことが目的だった

ために、利用率は激減でガラガラ運転が続く。

10日には、早速電気系統のトラブルで立ち往生も。

 
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