花のある青い花瓶 油絵
高温多湿の日本の夏は食中毒を起こす細菌や
ウィルスが、最も活動が活発になる時期です。
O-157などの腸管出血性大腸菌は35度を
超えると活動が活発になる性質を備えています。
届け出があった食中毒による患者数は、今年
前半だけで3000人を遥かに超えています。
冬場に多いノロウィルスによる中毒に代って
春以降はカンピロバクターによる中毒が多くなり
梅雨と共に勢いを増してきます。
特に、生肉に多く病原菌が付着しているため
取り扱いには十分な注意が欠かせません。
牛や豚、鶏などの腸の中に居るサルモネラ菌や
カンピロバクターによる中毒が要注意です。
手軽に食べられるトリ肉料理には、とりわけ
カンピロバクターに備えた注意が必要です。
また、生卵もけっして安心とは言えません。
サルモネラ菌を卵を造り出す器官内に備えた
鶏が産む鶏卵には卵自体に菌が居ます。
加熱しないで、生卵を口にすると感染することに
なり、卵ご飯にも注意が必要です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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