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2011年8月31日水曜日

電力使用制限の前倒しで終了

初秋の富士山  油絵





電力の供給不足による大停電防止に備え

使用制限が、東電管内では当初の9月22日を

待たず、9日に前倒しで終了されることに。

節電努力で厳しい就労条件やコストアップを

強いられて来た人々にとってはうれしいことだ。

東電管内にとっては努力が実って、強制的な

使用制限が出されることもなく、経過はむしろ

十分な余裕を備えた供給態勢だったと思える。

だが、原発比率が50%の関電管内は、相変らず

厳しい状況が続いている。

8月末までの供給力が2965万Kwに落込んで

いる状況の中、大阪で35度の猛暑日の30日は

供給量は2890万Kwで使用率が91%と連日

厳しさを備えたままだ。

9月に入ると、更に供給量が90万Kw減る計画に

なっているため、台風12号が待ち遠しい。

その後も厳しい残暑が戻ることになれば、綱渡り

状態が、これからも続くことになる。

 
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