玉葱と書物のある静物 油絵
7月上旬に、北海道のサンマ水揚げ漁港では
初競りが始まり、豊漁への期待が高まっている。
本格的なサンマ漁開始に備え、水産庁が公表した
調査結果では、猛暑の影響でサンマの北上が
遅れた昨年よりは豊漁になる見通しだという。
しかし、日本人の食生活の変化もあり、秋に
なれば各家からサンマを焼く煙が立ち上るという
情景は見られなくなり、水揚げされる30~45
万トンのうち、国内消費は20万トン余程度。
しかし、今年は大地震の影響で本州のサンマ
水揚げ基地が破壊されて失われたことや冷凍
倉庫の貯蔵品が失われたことで、消費量は
漁獲量が減った昨年よりも減少しそう。
国内消費されなかったサンマは、専ら輸出されて
いるが、昨年まではロシアが80%ほども買って
いたのが、今年は原発事故の影響もあり、大幅に
輸入削減を打ち出して来ている。
本格的な水揚げが始まっている北海道に続いて
8月22日には北海道沖で獲れたサンマを積んだ
本州側の第1船が宮古港に入港している。
今年は、復興支援に備えて、サンマ買って元気に、
食べて元気に、の秋にしなければ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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