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2011年8月20日土曜日

電力 お盆明けの危機は乗り越える

鏡に向かう少女  油絵







お盆の休みが終わり、仕事の再開が集中する

8月17、18日については電力各社とも需給が

逼迫する可能性に備えて、「やや厳しい」と

電気予報を出していた。

東京電力管内では、18日午後2時台に4936

万Kwを記録して、今夏の最大値を更新。

しかし、使用率は90・4%と10%近い余裕。

一方、8月13日に堺港発電所のガスタービンの

故障による運転停止で40万Kwがダウン。

唯でさえ需給環境が厳しい中、関電管内は

イザトいう時に備えた電車の間引き運転依頼の

事態も予想される厳しい状況に。

甲子園では近畿勢が連日出場するとあって

これも不安要因の一つに。

だが、猛暑日になった17日の電力需要は午後

2時台に2528万Kwと前日より11%上回った

ものの、電気予報の最大需要予測量を200万

Kwも下回る結果に終わった。

また、18日も2時台で2649万Kwと厳しさを

増したものの余裕のある状況で危機日を超えた。

厳しさを訴えることで節電効果としてはプラスに

働いたものの、電気予報の正確性に疑問も。

 
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