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2011年8月15日月曜日

震災後5ヶ月 2万363人

読書する少女  油絵






東日本大震災から5ヶ月が経ったが、未だ

4669人が行方不明のままだ。

陸上の調査は、ほぼ完了したが津波と共に

河や海に呑みこまれてしまった人たちの捜査が

連日、精力的に続けられている。

お盆の行事も始まったが、未だ不明のままで

還らぬ人を人を待つ人たちの思いは辛い。

5ヶ月が経って、瓦礫の処理は被災3県で合計

2500万トンにも達するとされているが、全体の

45%ほどが処理されたとされている。

ただし、最終処理に備えて、仮置き場に積上げた

一次処理であって、分別などの最終処理には

3年はかかるらしい。

本来は各自治体が行うべき、この処理を国の

代行を可能にすることに備えた「がれき処理

特別措置法」が8月12日に成立した。

処理費用は最終的には全額国庫負担に。

この日に、福島原発爆発事故後の不手際の

責任を取らされた経産省次官ら3人はそれぞれ

1000万円余り上積みされた退職金を手にして

退職したが、こちらの後始末は高くついた。

 
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