富士山と雲海 油絵
世界気象機関(WMO)が11月末の発表では
10月末時点で北極海にある海氷の量が、過去
最少の規模にまで減っている。
特に今年は、太平洋の赤道付近では、ラニー
ニャ現象が起きており、この現象が発生すると
北極海では寒くなるのが、今年は過去に比べ
最も暖かい状態が続いている。
1990年までの30年間の世界の平均気温の
14度に比べて、今年の10月の平均気温は、
最大で0.52度と非常に高くなっている。
この高温化が北極海の氷を例年以上に溶かせ
氷の量を9月時点で4200立方キロメートルと
過去最少の規模にまで減少させている。
WMOでは、南アフリカで開催されているCOP
17の参加国に対して、地球温暖化防止に備え
真剣に対策を講じるように責任ある行動をとる
ことを訴えている。
ラニーニャ現象が発生する年は、特に干ばつや
集中豪雨などが多いため、異常気象に備えた
対応の必要性も忘れてはならない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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