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2011年12月22日木曜日

フィリピン 台風で死者・不明多数

秋の渓谷  油絵





日本では、台風12号による洪水で、未だ避難

生活を強いられている地域が残っているが

土砂崩れ現場の再発防止に備えた工事が

着々と進められていて、来年早々にも十津川

流域での安全性が確保されそうだ。

だが、12月も半ばになってフィリピンでは台風に

よる大きな被害が発生している。

12月16日、フィリピン南部のミンダナオ島を

襲った台風21号による洪水で、1400人を超える

死者と行方不明者が出たと報じられている。

台風名がワシと呼ばれる21号は、瞬間最大風速

25mと風は左程強くはなかったが、豪雨により

各地で洪水や土砂崩れが発生し、住宅を失った

人など、12万人が被災した。

過去の平均では年間26個ほどの台風が発生

しているが近年減少傾向にあり、ここ2~3年は

22個程度となっている。

だが、12月だからといって台風は発生しないとは

限らず、今年などのラニーニャ現象が発生して

いる年は、季節外れに台風が発生する可能性を

備えているので油断はならない。

過去に日本でも、平成2年11月30日に和歌山県

南部に上陸した記録が」残っている。

 
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