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2011年12月9日金曜日

北京毒ガス天

一條の滝  油絵






日本列島には北から寒気団が押し出して来る

冬の季節、雪の季節。

この頃になると中国大陸では空気が淀み易い

スモッグの季節となる。

北京の空は濃いスモッグに覆われて淀む。

12月に入って早々、中国各地はスモッグで

視界が悪化し、新疆では視界が50mに低下した

都市もあり、北京では4日から5日にかけては

300m以下となり終日欠航や渋滞に。

市民は毒ガスに備えて外出を控えて自衛。

アメリカ大使館に備えられている観測器では

2.5μm(2.5/1000mm)以下の微粒子の

数値が522となり、500の危険ラインを突破。

病院は呼吸器障害を訴える人で溢れた。

だが、北京の気象台では、今日は「軽度の汚染」

状態と発表している。

市民の7~8割の人が、汚染がひどく、政府の

発表は信用できないと批判。

二酸化炭素や窒素酸化物の排出は地球温暖化に

直接結び付くが、それ以前の国民の健康にも

考慮しない国だから、温暖化防止に備えたCOP

17での発言も無責任そのものの他人事だ。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















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