一條の滝 油絵
日本列島には北から寒気団が押し出して来る
冬の季節、雪の季節。
この頃になると中国大陸では空気が淀み易い
スモッグの季節となる。
北京の空は濃いスモッグに覆われて淀む。
12月に入って早々、中国各地はスモッグで
視界が悪化し、新疆では視界が50mに低下した
都市もあり、北京では4日から5日にかけては
300m以下となり終日欠航や渋滞に。
市民は毒ガスに備えて外出を控えて自衛。
アメリカ大使館に備えられている観測器では
2.5μm(2.5/1000mm)以下の微粒子の
数値が522となり、500の危険ラインを突破。
病院は呼吸器障害を訴える人で溢れた。
だが、北京の気象台では、今日は「軽度の汚染」
状態と発表している。
市民の7~8割の人が、汚染がひどく、政府の
発表は信用できないと批判。
二酸化炭素や窒素酸化物の排出は地球温暖化に
直接結び付くが、それ以前の国民の健康にも
考慮しない国だから、温暖化防止に備えたCOP
17での発言も無責任そのものの他人事だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿