富士山と雲海 油絵
1979年に国の生育政策として採用されてきた
一人っ子政策が看做されそうだ。
現状のままで政策が継続されると、中国は
日本以上に深刻な少子高齢化社会になる。
昨年実施された人口調査では、14歳以下の
子供は16.6%で10年前より6ポイント低下。
また、60歳以上の割合は5年後には16%を
超える老人社会化を備えている。
このため政府は2011年からの第12次5カ年
計画では、一人っ子政策を見直すことに。
一人っ子政策が看做されそうだ。
一人っ子同士の結婚だけでなく、どちらかが
一人っ子である場合にも第2子を認め、更には
制限を備えない政策へと進むことになる。
だが、現状は出産を制限政策は継続できても
出産を督励する政策が歓迎される環境ではない。
都市部の住民にとって、住宅や車ローンに追われ、
上昇し続ける育児や教育コストに苦しむ中で
容易に2児、3児をとはならないのが現状だ。
ましてや、劣悪な労働環境での出稼ぎ労働を
強いられる農民層の厳しい家計条件では、
育児そのものが大きな負担となっている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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