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2011年12月8日木曜日

中国、一人っ子政策を見直し

富士山と雲海  油絵






1979年に国の生育政策として採用されてきた

一人っ子政策が看做されそうだ。

現状のままで政策が継続されると、中国は

日本以上に深刻な少子高齢化社会になる。

昨年実施された人口調査では、14歳以下の

子供は16.6%で10年前より6ポイント低下。

また、60歳以上の割合は5年後には16%を

超える老人社会化を備えている。

このため政府は2011年からの第12次5カ年

計画では、一人っ子政策を見直すことに。

一人っ子政策が看做されそうだ。

一人っ子同士の結婚だけでなく、どちらかが

一人っ子である場合にも第2子を認め、更には

制限を備えない政策へと進むことになる。

だが、現状は出産を制限政策は継続できても

出産を督励する政策が歓迎される環境ではない。

都市部の住民にとって、住宅や車ローンに追われ、

上昇し続ける育児や教育コストに苦しむ中で

容易に2児、3児をとはならないのが現状だ。

ましてや、劣悪な労働環境での出稼ぎ労働を

強いられる農民層の厳しい家計条件では、

育児そのものが大きな負担となっている。

 
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