樹氷 油絵
焼肉料理店でユッケを食べた人たちが集団
食中毒事件を引起し死者まで出た結果を受けて
厚生労働省はユッケの安全性確保に備えた
調理や保管などの基準を設けた。
だが、生レバーについては作業部会で、安全性に
ついての検討が続けられて来た。
今年8月から全国の食肉衛生検査所で行われた
173頭の牛の検査結果では、このうち3頭の
肝臓内からO157などの病原性大腸菌が検出
されたと12月20日の部会で報告されている。
ユッケの中毒事件での死亡事件は、O157に
よるものであった。
今回、最も重篤な食中毒を引き起こす病原性
大腸菌のO157が、検体の内部から検出さた
ことは重大で、生レバーは口にすべきでないとの
結論に結びつく結果だ。
早速、生レバーを提供する側からは、お客さんの
人気も高く、また提供禁止にすれば経営に大きな
マイナスになるとの不満の声も出ていた。
高い率でO157などの病原性大腸菌が生レバー
内部に存在している事実を踏まえて、厚労省は
食の安全性に備えて、一刻も早く提供禁止を
発表する毅然とした態度をとるべきだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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