ページ

2011年12月12日月曜日

野生動物にとっては魔の季節だが

秋の滝  油絵







住宅地の中を悠然と歩きまわる熊の映像を見て

驚いた人も多かったろう。

夜間だけでなく、昼日中でも出歩かれないほど

危険があるとなれば、生活にも支障が出る。

農水省の統計では、熊、シカ、サルなど野生鳥

獣による農作物被害が、平成21年度に全国で

216億円に達していると言う。

毎年10%ほど被害が増加しているとなると

可愛さを備えた動物などと言っておれない。

推計では全国に熊は2万頭ほどで、北海道の

ヒグマを除けば長野県周辺に2千頭以上が生息。

サルの群れは3000群異常が確認されている。

各地の森で見られるシカは現在も繁殖の勢いは

止まらず、全国に130万頭以上となっている。

特に問題なのはイノシシで、食害では最も大きな

比率を占め、毎年20万頭以上捕獲されては

いるが、被害は拡大するばかり。

11月に入って狩猟が解禁されたが、卓抜した

能力を備えているイノシシは禁漁区に逃げ込む

ため、筋力の森を夕刻に散歩していると、出食

わすことも少なくない。

 
 健康と安心のメタボへの備えは?





















0 件のコメント: