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2011年12月14日水曜日

中国 後絶たないスクールバス事故

キスゲと青い山脈  油絵






11月16日に中国の甘粛省で定員9名のスクール

バスに64名もの子供を立てて詰め込み運転し

トラックと衝突し、21名の幼い命が奪われた。

これ以前にも、バス事故が報告されていたため

政府は再発防止に備えた注意を発していた。

その後、11月29日に河南省で9人の定員に対し

16人の園児を乗せたバスが衝突し9人が負傷。

12月に入っても、スクールバスの事故は止まらず

12日の夕刻には、徐州市でスクールバスが

川に転落する事故が発生したニュースが。

当局の発表では、乗員は定員以下で、負傷者は

出たものの死者は居ないとしている。

市政府の発表が早いことは不信を呼ぶことに

繋がる要素も備えているため、71人の生徒が

乗っていて40人以上が犠牲になったとの情報が

流れていて、情報が混乱している。

また、一方ではバス事故多発のさなか、中国が

ヨーロッパの貧しい国のマケドニアに対して

スクールバス23台を送ったと報じたことを巡って

国民からの厳しい批判が殺到した。

欧州では貧しいと言っても、一人当りの国民

所得は中国より多く、世界第2位のGDP大国

中国の子供より、マケドニアの子供の方が幸せだ。

 
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