2016年㋈27日、北西太平洋で発生した台風第18号
(チャバ)は、10月3日18時には、中心気圧が905hPa、
最大風速60m/s、最大瞬間風速85m/sという猛烈
台風に発達し、久米島南方100Kmに接近した。
気象庁は、久米島町を始め、沖縄本島地方に特別警報
(大雨、暴風、波浪、高潮)を発令し厳戒態勢に入った。
台風18号は、その後も北上を続けて4日昼頃には
九州西方海上に達した。
当初の進路予測では、この地点当たりで東に進路を
変えて、九州に上陸して日本列島を縦断する予測が
流れていあたため、進路予測に当たる地域では台風に
備えた厳戒態勢が取られた。
だが、台風18号は時速を30Km/hに早め更に北上を続けた。
5日5時に、五島列島の西180Kmで進路を北北東に変えた。
5日の夜明け前から韓国南部では風雨が強まりだした。
9時に台風は對馬の西110Km、韓国済州島付近に達した。
この時には、台風の勢力は中心気圧965hPa,最大風速
35m/s、最大瞬間風速50m/sの強い台風であった。
台風18号は強い勢力を保ったまま、朝鮮半島南岸に
沿って北北東に進み、昼頃には釜山市南沖を通過した。
4日には、台風は進路を東に変えて日本に上陸するとの
予報を信じ込んでいた韓国南部地域では、早朝に無防備
状態で台風の直撃を受け大混乱に陥った。
気象当局も的確な進路予測を立てず、政府も台風
接近に備えた体制を整えていなかったために、いつもの
ように国民の不満は一斉に政府に向けられた。
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