8月26日、ノルウェーのハダンゲルヴィッダ山の高原で
300頭を超えるトナカイの死骸が発見された。
ノルウェー当局によると、国家史上最悪の落雷による
大量虐殺だとしている。
科学者は、53頭のトナカイの死骸が山腹で見つかった
アラスカでの事例と共通した条件を備えているという。
アラスカとノルウェーの共通点は、どちらの場所も
「0度等温線」と呼ばれるところに位置していること。
0度等温線とは平均気温がちょうど水が凍る温度
(0度前後)で、地面の少し深い場所が永久凍土層に
なっており、その上部は水を多く含む土壌が覆う。
氷・凍土は電流を通さないため、落雷にる電流は
土中に拡散されず、高い抵抗性を備えた永久凍土に
より、電圧が高められて水分の多い表土を流れる。
2本足の場合は、左右の脚を伝って電流は流れるが
4本足の場合は、心臓が収まる体腔内を流れて
心臓を直撃して行くことになる。
不幸にして、めったに発生しない落雷に見舞われた
不幸だと言うことになるが、温暖化による気象変動の
激しさで、今後も高緯度地での落雷も増えるだろう。
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