10月に中国政府当局の支援を受けて建設された大型の
空気清浄機が設置された状況が報じられていた。
オランダ人芸術家が制作した設備で、大気汚染で名高い
北京市内に設置され、1時間当たり3万m3、1日当たり
サッカースタジアム相当の広さの空気を正常化する
能力を備えているとされる。
稼働開始直後の10月初めに北京市政府は、深刻な
大気汚染が連日続くとして今年後半では初の警報を
発令し早速出番となったが、今後何機増設するのかな?
北京の米大使館は10月2日、PM2・5を含む汚染指数が
「健康に極めて悪い」レベルの281に達したと報じている。
寒さの厳しい北京市内を始めとする東北部では、冬季の
暖房には石炭暖房が主流となっており、特に、低品質の
価格の安い石炭が多量に使用され、PM2・5を始めとする
有毒性を備えた煤煙が多量に排出される。
㋈末に、世界保健機関(WHO)は肺がんなどの関連疾患に
よる死者が全世界で年間約300万人に上ると報告。
2013年に中国で大気汚染を原因とする疾患により約
160万人が命を落としたとされるが、最大の原因が石炭の
燃焼で、これだけで36万6000人が死亡したと推計される。
WHOはPM2・5の基準値を大気1m3当たり年平均10
マイクログラムと定めているが、衛星写真と地上の約
3000地点での観測結果の分析から、全世界の人口の
92%が基準を超える場所で生活していることが明らかに。
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健康と安心のメタボへの備えは?
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