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2016年10月20日木曜日

中国 ホルムアルデヒド中毒続出 女優が死亡

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カタバミ



中国ではシックハウス症候群が深刻で、9月に若い

女優が新築住宅のホルムアルデヒド汚染でがんを患い

死亡する事故が発生し、一気に関心が高まった。

日本でも新建材の普及時には多くの犠牲者が出た

時代があったが、接着剤を中心にしたホルムアルデヒド

規制の強化と共に事故が減少した。

ホルムアルデヒドは発がん性を備えているため、WHOは.

気中濃度基準値を0・08ppmとしており、日本もこれに

準じて0.08ppmとしている。

1ppmを超えると、目や鼻に刺激を感じて不快感を

覚え、5ppmを超えると目・鼻・のどに強い刺激を受ける。

中国で通常、新築のマンション購入時の部屋はコン

クリートがむき出しで、居住者が個別に内装業者と

契約して部屋作りを行う。

中国では建材の安全性に備えた品質基準が曖昧で

あるため、ホルムアルデヒドを放散する安価な建材や

家具用材が大手を振って流通している。

中国児童白血病協会の調査では、90%の子供の白血病

患者は、半年以内の住宅の内装工事が原因とする。

今年5月には新築校舎に移転後のシックハウス症候群で

493人の生徒が皮膚炎や気管支炎を発症している。

また、校庭やトラックに使用された廃タイヤやケーブル

の地質改良材からの毒性を備えたガスの放散で生徒の

2/3がシックハウス症候群に。

工場跡地や隣接地に学校を建てたことによるガス中毒や

シックハウス症候群による事故も多発しており、豊洲の

ケースも安全ファーストで進めるべきだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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