地震の発生する前には、広い範囲で岩盤がずれ動き
擦れ合うことで電気が生じて地中を流れる。
地上にはプラス、空中にはマイナスの電子が集まる。
この電子の流れを動物が感じ取って異常行動を起こす。
宏観異常現象と呼ばれる現象で、様々な動物の異常
行動や現象が報告され、研究も進められている。
地震後の調査報告で、ペットに飼われている犬や猫に
思い当たる異常行動があったとの答えが20~30%
程度あり、また飼っている小鳥が騒いだとの報告も。
季節外れなのに蛇が這い出してきた、ミミズが大量に
這い出してきたとの報告も少なくない。
最近、感知能力が高いとして注目されているのが
フトアゴヒゲトカゲ。
京都大大学院と富山市ファミリーパークが協力して、
フトアゴヒゲトカゲは地震発生前に発生する電磁波を
当てると45度以上に尾を立てる回数が増えるという
仮説に基づいた実証実験を行っている。
大阪市天王寺動物園がおこなっている観察では、
地震とフトアゴヒゲトカゲの行動との間には強い関係
性はなさそうだとの結論になっている。
人間が備えていない電磁波や地磁気を感じ取る能力を
持つ動物たちの行動から教えを得ることは大事なことだ。
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