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2016年10月29日土曜日

「畑の肉」大豆は栄養豊富な健康食品

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ マ ブ キ



大豆は植物性食品の中で唯一、タンパク質が主要成分と

なっている食品であるため、古来「畑の肉」と呼ばれて来た。

大豆が備えている栄養素と特質を専門家は、

① 糖分が少なく、ミネラルが豊富

他の豆類に比べて、大豆はタンパク質:約35g/100gと

脂質:19g/100gが多く、糖分:24g/100gが少ない。

また、リンやカルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム

などのミネラルが豊富であり、カルシウムとマグネシウムの

バランスも大体、2:1の良い割合で含まれている。

② 必須アミノ酸をバランスよく含む

アミノ酸組成ではメチオニンがやや少ないものの他の

必須アミノ酸のバランスはよく、中でも牛肉に匹敵する

ほどリジンを多く含む。

③ 脂質 ・ レシチン

脂質では不飽和脂肪酸のリノール酸(約50%)、オレイン

酸(約20%)、リノレン酸(約10%)を多く含み、また、その

バランスの良いこがも特徴である。

脂質の中に抗酸化作用を備えた脂溶性ビタミンE(リノール

酸の酸化を予防する)や脂肪の流れを改善し、脳の

働きを活性化するレシチン(神経伝達物質であるアセチル

コリンの原料である)も多く含む。

④ ビタミンB1・B2 ・B12

ビタミンAやB群も多く含む。

特に脚気予防の働きを備えたB1を含む。

エネルギー代謝を調節する働きのあるB2も含むが、

納豆に加工することによって数倍に増える。

動物性食品に多く含まれる造血作用を助けるB12が

納豆に加工することで生成される。

また、ビタミンCもモヤシにすることで生成される。

⑤ 食物繊維

食物繊維を多く含むため、便通を整え、脂肪の吸収を

抑制し、コレステロール値を下げ血糖の上昇を抑制する。

⑥ オリゴ糖

可溶性糖類のオリゴ糖を含むため、腸内で善玉菌の

ビフィズス菌のエサとなってその活性を高め、便秘や

大腸ガンを予防し、コレステロールを低下させる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

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