㋈15日、米消費者製品安全委員会(CPSC)が韓国の
サムスン電子製スマートフォン「ギャラクシーノート7」
100万台のリコールを発表し、世界に驚きが走った。
リコールの理由として指摘されたのは、スマホの内部に
備えつけられているバッテリーが充電中に爆発や発火
したという消費者の届け出が相次いだことによる。
サムスンは9月2日に発火トラブルの訴えの鎮静化に
備えてギャラクシーノート7の販売中止を表明していた。
CPSCの報告では、発表時点でバッテリーの過熱の
報告は92件に上り、うち26件は火傷、55件が発火に
よるボヤや物損となっている。
リコール対象のギャラクシーノート7は8月以来、世界で
250万台が販売されたが、サムスンではバッテリーの
過熱問題が起きているのはこのうち0.1%にだとする。
だが、米連邦航空局(FAA)は、万が一の安全性に備え
旅客機内への持ち込みへの懸念を表明し、持ち込む
際は電源を落とすよう勧告している。
その後、日本を含む各国の航空会社が表明している
使用制限の内容は、概ね① 機内では電源を切ること、
② 機内では充電を行わないこと、③ 受託手荷物として
預け入れないこと、などとなっている。
中国国内でも、既に6件の発火事件が報道されているが
中国向け製品のバッテリーに問題はない、とか、外部
からの加熱によるもの、果ては賠償金目当ての悪意の
ある嫌がらせ、などと表明するなどサムスン側の対応が
悪く、サムスン離れに火が付きそうだ。
不良機種の250万台のリコール費用だけでなく、補償
金にサムスンブランドの低下、更に賠償金やサムスン
離れなどで1兆円を超える損失発生が予測されている。
幸い日本国内では問題の機種は販売されていないとか。
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