大豆は古来から「畑の肉」との評価を受けている一方で、
動物に捕食されない栄養素・抗栄養素を備えている
あり、過食や偏食には注意をするべきだ。
① 強い反栄養素がある
人体に有害な作用を備えた植物性化学物質があり、
反栄養素の代表としては、フィチン酸塩、酵素阻害物質、
ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)の三つが挙げられる。
亜鉛や、カルシウム、マグネシウム、鉄といった人体に
必要なミネラルの吸収を阻害する働きがある。
大豆は、この「栄養素」を他の豆類よりも多く含む。
②甲状腺ホルモンの生成を妨害
大豆が備えるサポニンは、ヨードの取込みを阻害する
抗甲状腺作用があり、大豆の多食によって甲状腺腫を
発症することがある。
1990年発表の健常者への影響の臨床試験結果では、
1日30gの酢大豆(ほぼ豆腐100gに相当)を3ヶ月摂取後、
甲状腺の腫大と甲状腺機能が軽度抑制が見られた。..
ただ、日本人は昆布や若芽などヨウ素含有食品の摂取が
多いので、大豆の悪影響を中和しているいう説もある。
豆腐との食べ合わせで留意すべき食材では、
* タケノコ・ネギ : 結石症
豆腐に含有する硫酸カルシウムとタケノコやネギに
含まれるシュウ酸が結合してシュウ酸カルシウムが
生成され、結石症を引き起こし易くなる。
* 柿 : 結石
柿に多量に含まれるタンニンと豆腐に含有する塩化
カルシウムが結合すると、胆石や腎臓結石になり易い。
* 羊肉や蜂蜜
漢方では、これらの食材が備える性質が合わないため
常食すると脚気になったり、下痢症になるとする。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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