観測史上最強と言われたエルニーニョ現象が終息し、
日本では一転して、ラニーニャ現象の影響が強くなって
おり、台風1号の史上2番目となる遅い発生や8月と
9月には、それぞれ7個も発生し、うち8個が本土に
接近した。
また、東北や北海道に直接上陸する台風があるなど
7個が本土へ上陸する異常な夏だった。
日照時間の少ない日が10月上旬まで続き、中旬になり
やっと秋らしい日が現れるようになった。
残暑の厳しい日が9月になっても続くとの予報は大外れ。
エルニーニョ現象に代わり、5年ぶりにラニーニャ現象が
発生した影響を受けているためと説明されている。
ラニーニャ現象は、太平洋赤道域の中部から東部では
東風が例年より強く吹くようになり、赤道域の西部に
暖かい海水が押しやられて蓄積される。
一方、インドネシア周辺の西部域では冷たい海水が
沸き上がって海水表面温度下がり、水蒸気の上昇が
活発になって積乱雲の発達が促進される。
冬季にラニーニャ現象が続くと、日本では厳冬となり
大雪が多くなり、雪害の発生が懸念される。
気象庁が9月23日に発表した寒候期予報では、12月
から来年2月にかけての冬は、「ラニーニャ現象」により
偏西風が蛇行する影響で、西日本では気温が平年より
低くなり、関東地方は平年並み、東北・北海道は、
気温、降水量ともにほぼ平年並みかやや高めと予想。
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