歩行や運動で疲れや痛みを感じることはあっても
日常生活で脚の存在を忘れてしまっていことが多い。
だが、脚の存在を常に意識させられるとなると厄介だ。
「むずむず脚症候群」と呼ばれる脚の症状がある。
脚に不快感が生じるために、そわそわして落ち着かず、
動かし続けてしまうといった状態に陥り、その結果、
不眠などを引き起こす。
正式には「レストレスレッグス症候群」、或るいは「下肢
静止不能症候群」と呼ばれる神経疾患のことだが
発症原因は未だ不明。
「特発性むずむず脚症候群」の原因には、
①感覚や末梢神経からの情報伝達をコントロールする
脳内ホルモンの「ドパミン」の機能障害。
②脳内でドパミンを作り出すのに必要な鉄分不足。
③家族にこの症状を持つ人がいる確率が60%と高い
ため、遺伝的な要因を備えているケース。
その他、鉄欠乏性貧血や葉酸の欠乏、パーキンソン
病の人などにも見られるとされる。
睡眠中に足のピクツキが周期的に現れ、睡眠に障害が
出る「周期性四肢運動障害」を発症することもある。
亜鉛不足も要因の一つとされるので、カキやタラコ、
サンマ、ささ身などの食品摂取が効果的。
脚の不愉快な疾患には、更に「シャックリ脚」がある。
寝ていると脚が勝手に跳ね上がるような動きをする。
原因として腰部から脳にまでつながっている脊髄が
何らかの興奮状態となって「シャックリ」を起こす。
この発作を抑えるには、すべての細胞に存在する
フェチリンの働きに頼ることになる。
フェチリンは鉄分を保存する働きを備えており、脳に
鉄分を供給してくれることで症状は安静化する。
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