厚生労働省が、6月に行った血液検査の武漢
ウィルスに対する抗体の保有率は、東京が
0・1%、大阪が0・17%、宮城県が0・03%と
きわめて低い水準だった。
第2波、第3波への備えには心寒い結果だった。
スウェーデンでは、国民が武漢ウィルスに
対する抗体を獲得する目的もあって、特別な
ロックダウンなどの規制策を採らず、平常に
近い社会生活を許してきた。
この結果、スウェーデン政府の公衆衛生局の
発表では、6月11日の1日当りの新規感染確認
者数が過去最高の1474人になったと発表。
WHOによる6月19日現在の発表では、新規
感染者が1481人、累計で5万6043人、死者
数が5053人、感染者総数に対する死者数の
比率は9・0%となっている。
近隣諸国の感染者数と死者率との比較では
デンマークが1万2344人、4・9%、ノルウェー
8692人、2・8%、フィンランド7117人、4・6%
などと、比べて圧倒的に大きい数値に。
一方、ロックダウンなどを行い、規制が
厳しいオランダでは4万9319人、12・3%、
ベルギー6万348人、16・0%と格段に低い
数値に抑え込んでいる。
しかし、目標とした集団免疫については、
国民の抗体保有率がおよそ6・1%に止まって
期待を裏切った結果になっていることが判明。
感染対策を率いる疫学者は「感染拡大の
レベルは思ったよりも低いが、大幅に低い
わけではない」とし、ウィルス感染はクラ
スター(集団感染)の形で広がり、従来のウイ
ルス動態とは異なると述べている。
また、人口区分に応じて抗体保有率も4~5%
から20~25%と開きがあると、部分的には
成功したような解説している。
払った代価に比べれば、隣組とお付き合いを
していたほうが良かったように思えるが。
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