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2020年6月8日月曜日

ブラジル  経済活動再開で感染拡大泥沼化

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハナミズキ



世界でアメリカに次ぐ感染者数55万5383人を

出しているブラジルが、感染拡大が続く中で

経済活動再開に備えて大きく舵を切った。

死者数も、1日で1000人を超える日が続く

などで3万人を超えた。

感染者数が400人を超えて拡大し始めた3月

20日に、ブラジル政府は非常事態を宣言

したが、ボルソナロ大統領は、武漢ウイルスは

[軽いインフルエンザかただのかぜ程度だ]と

述べて、経済活動の継続を指示していた。

大都市のサンパウロやリオデジャネイロなど

大都市がある州知事は危機感を強め、大統領の

反対を押し切って3月23日から独自に外出禁止

措置をとり、学校も休校にした。

この後、ロックダウンを指示する住民と仕事を

求めて経済活動再開を主張する住民との間で

デモや衝突が繰り返されて来た。

この間に、武漢ウィルスは貧困層が多く住む

[ファベーラ]と呼ばれる衛生環境が良くない

過密住居地域に感染を広げてしまった。

だが、経済規模が最大のサンパウロ州は[患者を

治療する体制が整った]として6月1日から経済

活動の一部を再開した。

南半球のブラジルなどでは、これから冬の

季節に入り、ウィルスの活動が活発化する

可能性も高く、感染拡大に懸念が広がる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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