世界でアメリカに次ぐ感染者数55万5383人を
出しているブラジルが、感染拡大が続く中で
経済活動再開に備えて大きく舵を切った。
死者数も、1日で1000人を超える日が続く
などで3万人を超えた。
感染者数が400人を超えて拡大し始めた3月
20日に、ブラジル政府は非常事態を宣言
したが、ボルソナロ大統領は、武漢ウイルスは
[軽いインフルエンザかただのかぜ程度だ]と
述べて、経済活動の継続を指示していた。
大都市のサンパウロやリオデジャネイロなど
大都市がある州知事は危機感を強め、大統領の
反対を押し切って3月23日から独自に外出禁止
措置をとり、学校も休校にした。
この後、ロックダウンを指示する住民と仕事を
求めて経済活動再開を主張する住民との間で
デモや衝突が繰り返されて来た。
この間に、武漢ウィルスは貧困層が多く住む
[ファベーラ]と呼ばれる衛生環境が良くない
過密住居地域に感染を広げてしまった。
だが、経済規模が最大のサンパウロ州は[患者を
治療する体制が整った]として6月1日から経済
活動の一部を再開した。
南半球のブラジルなどでは、これから冬の
季節に入り、ウィルスの活動が活発化する
可能性も高く、感染拡大に懸念が広がる。
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