2019年にアフリカ東部で猛威を振るった
サバクトビバッタは、アラビア半島を北上し
更にペルシャ湾を越えてアジアに到達した。
インドでは、既にバッタによる食害被害が
深刻化しているが、第2波の大群がこの夏
にもインド西部諸州を襲うとされている。
このバッタの大群が、中国にも侵入すると
して、雲南省など侵入口にあたる地域では、
防御に備えた体制性が整えられている。
こうした中で、サバクトビバッタではない
イナゴの仲間が、東北部吉林省と黒竜江省で
大発生して、被害を及ぼしている。
中国国家統計局のデータでは、東北三省の
黒龍江省、吉林省と遼寧省の食糧生産量は
中国全体の20.8%を占める。
3つの省の総生産量は約1億3811トンだった。
中国の穀倉地帯である中南部の湖南省でも
イナゴによる食害、蝗害の発生が伝えらて
いるがサバクトビバッタが雲南省や新疆
ウイグル自治区、チベット自治区を経由して、
6月にも侵入する可能性があるとして、
神経をとがらせている。
食害が深刻化して、食料不足に陥った場合、
輸入で頼る東南アジアのタイやフィリピン、
ベトナムなど各国政府は、緊急事態に備えて
自国の食糧を確保するため、小麦やコメ
などの輸出を規制している。
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