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2020年6月23日火曜日

「次亜塩素酸水」の噴霧は危険 (1)

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
御 衣 黄



武漢ウィルスの消毒溶液として、次亜塩素酸

ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水との、使用を

巡って混乱が起こっている。

文部科学省は、学校の物品を消毒する際には

既に、ウィルスに対して有効性が確認されて

いる消毒用エタノールや、次亜塩素酸ナトリ

ウム消毒液、更には一部の界面活性剤を含む

家庭用洗剤の使用を推奨している。

しかし、アルコール消毒液を始めとする消毒

剤の品不足のため、効果があるかも、効果が

あるようだ、で「次亜塩素酸水」が一部の

学校で使用され、更には一般企業でも使用

されるようになり、武漢ウィルスの消毒剤の

仲間入りをしてしまっていた。

6月初め、文部科学省は「次亜塩素酸水」に

ついて、現時点で有効性がまだ十分確認されて

いないので、子供たちがいる空間では噴霧器

での散布などは行わないよう教育委員会などに

通知をだしたことで、騒ぎが大きくなった。

専門家の指摘では、次亜塩素酸水は、厚生

労働省からの指針により、食品衛生法で生成

方法が指導されている食品添加物だという。

厚生労働省による「次亜塩素酸水」の定義は、

食品添加物であり、その殺菌効果と安全性が

確かな次亜塩素酸水を【食塩や塩酸を水に

溶かして電気分解したもの】としている。

だが、市場には次亜塩素酸ナトリウム水溶液を

希釈したものや他の成分を混合したものが、

次亜塩素酸水として販売されている。

このような次亜塩素酸ナトリウム混合液を、

噴霧だけでなく、うがいや手洗いなどで使用

するのも、避けた方が良い。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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