ブラジル保健省は、5月28日に武漢ウィルスの
新規感染者数が2万6417人と、1日当たりの
最多の感染者数となったと発表した。
1日の新規感染者数が、5月24日にも2万人を
超えていたが、5月29日にも2万人を超えて、
感染者総数は43万人を超えた。
米国の167万人に続く感染者数になっている。
WHOの統計リストでは、恐るべきことに、
この日の死者数が1086人となっている。
連日の多くの死者数を埋葬する墓穴掘りの
作業が追い付かないとされる。
ブラジルでは、前任の保健相が感染抑止に
備えた国民にソーシャルディスタンシング
([社会的距離の確保])やステイ・ホームを
呼び掛けたが、経済優先を唱えるボルソナロ
大統領に解任され、後を継いだ保健相も辞任。
大統領側近の補佐官も、感染拡大抑制より
財政、経済優先で、3月の対策会議で[死者が
高齢層に集中するなら、結構なことだ]、
[年金の赤字が減って、わが国の財政状況は
改善する]とまで述べたとされる。
一部の州では、ロックダウンなどの対策を
採って抑制に努めているが、都市部では
経済優先主張が優勢で、多くの貧困者が
犠牲になっている。
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