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2020年6月17日水曜日

中国 屋台や露店禁止から一転奨励へ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
小手毬 奈良公園



米中貿易戦争で、209年末には1000万人の

出稼ぎ労働者の農民工が職を失っていたが、

そこに降りかかった武漢ウィルスの感染拡大の

煽りを受けて、多くの農民工は春節明けに

都市に戻っても仕事が無く、Uターンせざるを

得ない深刻な仕事不足となった。

香港紙は、7000万人が新たな失職者となり、

失業率は20%と伝えた。

習近平にとって、一番気になるのが社会不安。

騒乱・騒擾発生防止に備えて、市民生活に密着

して規制や監視に当たる中国警察都市管理局員

(城官)と呼ばれる組織もある。

文化大革命直後に、壊滅的な打撃を受けた

経済を立て直しに備えて、一般市民に積極的に

露店や屋台などの路上の経済活動を奨励した。

2005年になって、中国当局が各地で屋台や

露店への取り締まりを強め、城管がその任に

当たり、露天商や一般市民としばしば衝突を

繰り返してきた。

しかし、武漢ウィルスの蔓延で地方経済も

沈滞したため、今年3月、四川省では市民が

繁華街で露店や屋台を経営したり、商店が

道端に臨時の出店を置くことを認めた。

今年の全国人民代表大会(全人代)後には、

景気回復対策として、一転して、[地攤(露店)

経済]の推進策を推し進めることになった。

先ずは、道端から経済の立て直しを図ることに。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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