政府系評価機関は、台所用洗剤などに含まれて
いる界面活性剤の成分が、ウイルスなどの
殺菌効果を備えていることが確認できたと公表。
アルコール消毒液の需要急増で、入手難になり
界面活性剤の代替の可能性が期待されていた。
政府の要請を受け、国立感染症研究所などが
消毒に有効性が期待される成分数種類で、有効
性を検証した結果、塩化ベンザルコニウムや
アルキルグリコシドなどの界面活性剤7種類に
ついて有効性が認められた。
界面活性剤は、インフルエンザウィルスには
有効であることは確認されていたが、新型
コロナウイルスに対する今回の検証試験では、
希釈液に入れた新型コロナウイルスの99・99%
以上が不活化され、効果が裏付けられた。
使用方法としては、身の回りの物を拭くための
消毒液として活用できるが、手や皮膚への
使用は想定していないため使用できない。
独立行政法人[製品評価技術基盤機構(NITE)]
では、使用上に注意点として[原則的には風呂
用なら風呂、家具用は家具とメーカーが指定
する用途の範囲内で使用してほしい。家具用
洗剤がない場合には、手に触れることを前提と
して作られている台所用洗剤を薄めて代用する
ことも可能だ]としている。
また、NITEなどはアルコール消毒液に代わる
消毒液として有効性を備えているか否かが
話題になっていた[次亜塩素酸水]についての
実験結果では、一部にウイルスの感染力が
弱まったとみられるデータもあったが、十分な
効果がみられないデータもあるなどばらつきが
大きく、消毒液として使用する有効性は確認
できなかったとしている。
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