6月中旬以降、中国南部、中部と西南部の
各地で豪雨が継続的に降り続いている。
17日には、四川省の盆地の北西部、竜門山脈
山中では、各所で土石流が発生し、複数の
ダムや発電所が崩壊。
重慶市の水利当局は、22日に全国各地の
198本の河川の水位が警戒線を超え、洪水が
発生していると報じている。
四川省を中心とする豪雨で、長江が増水し、
湖北省宜昌市の三峡ダムの水位も引き続き
上昇し、21日までに、同ダムの水位が147m
上昇して、ダムの洪水防止最高警戒水位の
144・99mを2m以上超えた。
兼ねて、三峡ダムの変形や基底部の亀裂などで
危険性があると指摘してきた専門家は、ダムの
ある宜昌市より下流に住む住民は、早く避難
するように呼び掛けている。
また、三峡ダムが崩壊すれば、長江の中下流に
ある宜昌市や湖南省岳陽市から、長江の入り
江に位置する上海市まで、甚大な被害をもた
らすと、強い懸念を表明している。
中国水利部では、中国国内にある9万8000基の
ダムの内の9万4000基は小型ダムで、一部には
決壊のリスクがあり、大規模な洪水、ダム
決壊事故と土砂災害といった「3大リスク」の
防止に備えているとする。
また、専門家は、9万8000基あるダムの内、
4割りが安全でないと指摘している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿