ページ

2020年6月3日水曜日

NY市 死亡率の差が人種間で顕著に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ナラノヤエザク



5月25日、日本は緊急事態宣言を解除した。

WHOのテドロス事務局長は、「ピーク時は

1日700人以上の感染者が確認されたが、

今は40人ほどにとどまっているし、死者数も

少ない。日本は成功している」と評価した。

西欧メディアは、奇妙だとか、奇跡だ或いは

説明が付かないなどと、驚きの評論一色だ。

確かに、その通りだが、西洋人と東洋人との

死亡率の差の指摘は早くから見られた。

4月上旬のNY市における人種別の死者の

割合の分析結果では、NY市の人口の32%を

占める白人の死者の割合は27%であるのに

比べて、アジア系は人口の割合が14%である

のに対し死者の割合は7%に止まるとした。

同じ人口の比較では、白人27:アジア系

16の比率となり、白人が7割ほども高い。

トランプ大統領やNY州のクオモ知事などは

武漢ウィルスによる犠牲者の内訳について、

白人の犠牲者より格段にヒスパニック系や

黒人の犠牲者の死亡率の高さに疑念を抱き、

「まったく聞き捨てならない。どうして

このようになっているのか解明していく」と

不満を露わにしたと伝えられている。

NY州の人種別の死亡率の比率では、10万人

当りでヒスパニック系が22人、黒人が20人、

白人は10人で、アジア系は約8人だとする。

ヒスパニック系と黒人の死亡率は白人などの

2倍以上となっている。

この差は、所得格差がそのまま出ており、

受けられるべき医療から外れた生活環境が

犠牲者の差として表面化している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









0 件のコメント: