ゴ ー ヤ
日本の気象庁が、中国の長江の中・下流域で
6月から降り続く大雨について情報を公表した。
6月中旬以降、高気圧の縁辺を回る暖かく
湿った南からの気流が持続的に流入し、梅雨
前線が活発に活動し続けて、大雨となった。
中國気象庁のまとめでは、6月と7月の降水量は
過去24年間で最高を記録している。
また、この期間の大雨による死者・行方不明者の
合計が8月4日現在160人を超えた。
長江中・下流域では、2020年7月の降水量は
過去23年間の平均の約1.8倍となり、1997年
以降で7月としては最多を記録した。
更に、2020年6~7月の2か月合計降水量も
1997年以降で同時期としては最多となっている。
中国気象局が、8月12日に発表した予報では、
今後数日程度は大雨となる所がある見込だと
発表したが、長江上流地域でも降雨が続いて
いるため、三峡ダムの貯水許容限度を超えた。
流れ込む毎秒7万7000m3の水を貯水しきれず、
崩壊等の危険防止に備えて水門11ヶ所から
放水を行っている。
このため、ダムの上流に位置する重慶市では
長江の水位が上がり、市街地でも洪水が発生。
また、下流域では既に冠水している流域地域
では、水が引く間もなく、三峡ダムからの
放流水も加わり、洪水被害が更に拡大している。
改めて、三峡ダムは治水機能を備えていないと
指摘され、糾弾されている。
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