生産拠点を中国国内に設けている進出企業では、
欧米各国に加え、日本企業も中国からの撤退に
備えて準備を急ぐ企業数が増えている。
各国政府が打ち出す中国進出企業の自国への
Uターン、リショアリング政策の強化が、
サプライチェーン再編政策と相まって効果が
出てきそうだ。
ポストコロナの経済運営にも、大きなカギを
備えていると言えそうだ。
トランプ大統領は元気よく、中国から帰って
くる製造企業には、法人税率を21%から
さらに引き下げ、移転費用を100%保全
する対策を検討するとぶち上げた。
EUの親中国だったドイツも、Uターン企業への
法人税引下げに加え工場や研究開発補助金の
支援をはじめている。
日本は、補正予算で「サプライチェーン対策の
ための国内投資促進事業費補助金」として
2200億円、「海外サプライチェーン多元化等
支援事業」として235億円を計上している。
生産拠点を中国から自国に移す企業を対象に、
移転費用の3分の2を補助されるほか、マスク
など医療機器に生産に対しては、より多くの
支援が受けられる。
だが、日本以上に中国国内への投資や件数が
多い韓国では、事情が異なるようだ。
韓国中小企業のうち、中国とベトナムに生産
工場を持つ200社を対象にした調査で、韓国へ
帰還したいとした企業は僅か8%しかなかった。
理由は、文政権が備える労働者への保護規制。
高い最低賃金に加え、残業時間制限など、
中小企業にとっては企業経営が成り立たないと
いうのが理由で、行き場を失った企業が哀れ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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