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2020年9月17日木曜日

発生が懸念される新型豚インフル「G4」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヘ チ マ



2009年3月ごろ、米疾病対策センター(CDC)は

カリフォルニア州などで豚インフルエンザ

ウィルスがヒトからヒトへの感染を確認した。

4月にはメキシコ南部を中心に、感染が拡大し

68人の死亡と1008人の感染が報道されて、

4月27日にWHOは専門会議を開き、パンデ

ミック危険度をフェーズ4とした。

6月30日に、中国農業大学と中国疾病予防

コントロールセンターの研究チームが、

パンデミック(世界的な大流行)が起こる

可能性を備えている新型の豚インフルエンザ

ウィルスを確認したことが報じられた。

2009年から毎年流行しているインフルエンザ

ウイルス[H1N1型]に由来するとみられている。

「G4」と名付けられたこのウイルスは、

感染力が強く、実験では、季節性インフル

エンザへの感染で獲得される免疫は、G4に

対する防御効果がないことが明らかになった。

養豚関係者を対象に実施した抗体検査では、

10・4%が過去に感染したことがあるとの

結果が出たが、養豚関係者以外の一般の人々の

抗体保有率は4・4%となっている。

研究者らは、G4は高度に適応して人間への

感染力を持ちやすい全ての本質的な特徴を

備えているとして警鐘を鳴らしている。

また、養豚場関係者の血中のウイルスレベルが

高まっており、養豚産業の関係者を中心に、

ヒト個体群の緊密なモニタリングが至急実施

されるべきだとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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