韓国金融監督院が公表した資料によれば、
韓国民のカードローンは2020年に、32兆464
億ウォン(約3兆1100億円)となり、2008年の
統計開始以降で最大だった。
相対的に経済力がある30-50代で、分割払いの
伸びが20%前後だったことから、20代と60代
以上での伸びが大きかったことが特徴的。
20代の場合、18年には分割払いによる決済
代金が1兆5660億ウォン(約1513億円)、1回
払いは1兆770億ウォン(約1040億円)だった。
2020年は、分割払いが2兆460億ウォン(約
1970億円)で、2年間で30.7%増加。
他方、1回払いの決済代金は1兆150億ウォン
(約980億円)で、逆に5.8%減少した。
即ち、分割払いの借入が増え、1回払いが減少。
60代の分割払いによる決済額は、2年間で35%
(1兆820億ウォン)増え、4兆1710億ウォン
(約4030億円)を記録した。
備えが乏しい高齢者にとって、収入を得る
機会が減るため、借金増は由々しき現象だ。
韓国での、カードローンの平均金利は13%
前後で、3%前後の銀行の無担保ローンの4倍強。
主に信用等級5等級以下の中・低信用者約
260万人(2020年上半期現在)が利用している。
カードローンの利用者は、コロナで困難に
直面している個人や零細事業者だけでなく、
株式、仮想通貨投資者が多く、利用者の56%
(146万人)が3社以上でカードローンを利用して
いる多重債務者だとされ、増加傾向が続く。
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