世界で、1億6000万人に達する新型コロナ
ウィルス感染者が出ているなかで、5月14日
までに奇跡ともされる累計で164人と感染者
数を抑え込んできた台湾で、17日には333人の
新規感染者が出て、政府は規制強化に乗出した。
この3日間だけで、700人を超える新規感染者が
増えて、累計で883人となった。
台湾当局は、医療体制や検疫体制の負担増を
考慮して、19日から1ヶ月間、台湾の居留証を
持たない外国人の入境を原則として停止する。
当局は、特に感染者が多い北部の台北市と
新北市の警戒レベルを15日から4段階の上から
2番目に引き上げた。
不要不急の外出を控えることや在宅勤務、
時差出勤の活用を呼びかけていて、台北市内の
オフィス街の昼食時の人通りが大幅に減少。
また、5月18日から28日まで小学校、中学校、
高校の児童や生徒の登校停止を決めている。
突然の感染拡大で、台湾当局が直面している
大きな課題がワクチン接種。
人口の2350万人に対して当局は2000万回分の
ワクチン入手に目途をつけているとするが、
現在届いているのが30万回分で、接種をした
人は人口の0・9%。
台湾は、アストラゼネカ製のワクチンを手配
しているが、これまで接種後の血栓発生問題
などもあり、感染の広がりもなく、落ち着いて
いたので接種希望者も少なく、ワクチン手配を
急いでいなかった。
このため、急激な感染拡大で市民が慌てて
ワクチン接種に押し掛ける事態になり混乱。
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