人口が14億人の国、どこの都市も人ヒトで
溢れかえっている印象が強いが、2020年の
調査で人口の減少に見舞われている都市が
多く出てきていることが判明した。
中国メディアの報告では、人口統計を公表
した26市のうち、8市の人口の自然増加率が
ゼロを下回ったとしている。
中国では、大都市の北京、上海、広州、
深圳市に次いで発展している都市の15都市を
「新一線都市」と格付けしている。
中国の東北地方の遼寧省の省都・瀋陽市は
2020年の自然増加率が△3.34‰で、前年より
3.38ポイントも低下し、人口の自然増加率が
ゼロを下回った最初の新一線都市となった。
また、出生率も6.68‰で、昨年よりも1.67
ポイント低くなり、逆に死亡率は10.02‰と、
昨年より1.71ポイント増加している。
そのほか、江蘇省の泰州、揚州、鎮江、常州、
無錫市の5都市、山東省威海市などもマイナス。
当局は、14次5ヶ年計画(2021~25年)の経済
成長目標を立てなかったが、理由は人口減の
進行で[立てられなかった]との見方も強い。
一方で、労働人口の減少に備えた定年延長には
反対論が強くて延長は不可能な状況にある。
2019年の中国の出生人口は1465万人で、過去
40年間のピーク年1987年の58%に止まる。
昨年の出生数が1003万人であったことから、
現在の傾向で進めば、第14次5ヶ年警画期間中
(2021~25年)にも、年間出生人口が1000万人を
下回りそうである。
国連予測では、2027年にインドの人口が中国の
人口を上回るとなっている。
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