発表が遅れていた国勢調査の結果が、ほぼ
1カ月遅れで5月11日に中国国家統計局が発表。
単に集計が遅れているのではなく、党にとって
予測外の結果が出たのが原因との噂も多かった。
2020年の調査結果は、総人口が14億1178万人。
10年前の調査時より、7206万人増加。
2011年からの年平均の増加率は、0・53%、
2001年から2010年まで年平均は0・57%だった
ので増加率は鈍化。
取りざたされた発表遅延理由の一つ、人口の
減少はなく5%余の増加だったが、約5年前に
廃止された[一人っ子政策]による顕著な成果、
増加は見られなかった。
2020年の新生児数が、前年より15%と大幅な
減少があるなど、今後とも伸びは鈍く、逆に
来年にも総人口の減少に転じるとの予測も。
ここで注目されているのが、高齢化の問題。
働き手となる15歳から59歳までの労働人口は、
8億9400万人で、10年前より4500万人と大きく
減少し、総人口の63・3%となった。
逆に、60歳以上の高齢者は2億6400万人と
10年前より8600万人の大幅増で18・7%になった。
既に高齢化社会から、高齢社会が間近だろう。
進む高齢化に備えて、政府は産児制限の全面
撤廃に加えて、働き手の確保のため、定年
年齢の引き上げを実施する予定だ。
だが、定年延長に対しては、日本とは反対に
根強い反対の世論への取り組みが課題に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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