韓国銀行が発表した21年4月末の外貨準備高は
前月末に比べ61億8000万ドル(約6兆7547億円)
増の4523億1000万ドルで、過去最高を更新。
韓国銀行は増加の要因について、好調な輸出に
加え、米ドル安でドル以外の外貨建て資産の
ドル換算額が増えた影響だと説明。
世界の外貨準備高の大きさの順位は、1位は
中国の3兆1700億ドル、2位は日本の1兆3685
億ドル、3位はスイスの1兆520億ドル。
韓国の外貨準備高は、世界9番目(3月末現在)。
韓国の外貨準備高は、IMFが公表している
外貨準備の適正水準からは十分な額となる。
一般的に日本を含めた諸外国は、アメリカ国債
など主にドル建て債券で保有している。
だが、韓国銀行が保有する外貨資産は、2018
年末で、有価証券が95%を占めており、内訳は
政府債が42.9%、政府機関債が18.0%、社債が
13.7%、資産流動化債が12.8%、株式が7.6%。
問題は、外貨準備高の資金が主としてウオン
建てで運用されていること。
韓国の弱点であるウオン通貨の国際的な弱さ
から、一旦、ウオンが急速な下落に見舞われた
際には、ドルへの転換が容易でないことで
あり、イザという時に備える意味合いが薄い。
流動性の低い資産で運用されていることから、
現金化するためには流通市場で売却する必要が
あるため、迅速かつ大量にドルの現金に換える
ことには大きな困難を伴うことになる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿