5月14日に、アラビア海に面したインド西南部
ケララ州沖に接近した超大型サイクロンの
「タウラ」は15~16日には、カルナタカ州、
マハーラーシュトラ州沖を北上し、17日に
グジャラート州に上陸した。
インドの気象局は、現地時間17日(月)昼の
時点で最大風速は53mとしている。
1998年に同州を直撃し、4,000人超の犠牲者を
出したサイクロンに匹敵する強さとしている。
マハーラーシュトラ州に位置する金融都市
ムンバイでも洪水が発生し、グジャラート州
では港湾や空港が閉鎖されたほか、電柱や
建物が倒れ、停電が発生、20万人超が避難
する事態となった。
コロナ禍で、混乱が続くインドではインド
国家災害対応部隊がグジャラートなど沿岸部の
6州に100以上の部隊を派遣、住民の避難や
救助などの対応を支援。
特に16日に、8200人の新規感染者が出ている
グジャラート州では大きな被害発生に備えて、
50以上の部隊を配備した。
米CNNの気象専門家は「カテゴリー3の
ハリケーンに匹敵するサイクロンがこの季節に
発生し、インドに上陸するのは極めてまれ。
インド西部の沿岸部はとてつもない豪雨に
見舞われて集落が浸水し、停電が発生して
いる」と解説。
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