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2021年6月19日土曜日

英国 インド株が猛威 1日に7000人台

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ミツバツツジ



英国では、変異株(アルファ株)の猛威で、

1日当たりの感染者数が6万人を超える深刻な

状況になったが、ワクチン接種の効果もあり、

5月末ごろには1日当り1000人ほどにまで

減らすことに成功していた。

しかし、6月に入ってインド株(デルタ株)が

猛威を振るいだし、7000人台にまで拡大、

6月14日には、21日に解除する予定だった

規制を延期せざるを得ない状況になった。

感染者の9割が、デルタ株に置き換わっている。

英保健当局は、4月22日にデルタ株の感染者が

国内で新たに55例確認され、132例となった

のを受けて、23日からインドからの渡航者の

入国を禁止した。

しかし、これまでインドへの渡航制限を比較的

緩やかな規制に止めていたことが影響して

デルタ株の英国内での感染拡大を許したとして

市民から批判が出ている。

現在の日本の状況に似ており、6月20日に

緊急事態宣言を解除し、規制を緩和すれば、

8月には日本国内は英国と同様の状況になると

専門家は警告を出している。

デルタ株の特徴は[L452R]と呼ばれる遺伝子

における変異で、ウイルスが細胞に侵入する

際に使うスパイクタンパク質の452番目の

アミノ酸が、L(ロイシン)からR(アルギニン)に

変異していることを示している。

この変異で、日本人の6割が備えている

白血球の型[HLA(ヒト白血球抗原)―A24]が

つくる免疫細胞から逃れることによるとされる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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