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2021年6月21日月曜日

東京都 「下げ止まり」 第5波は7月に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
常盤万作



2020年3月に第1波に見舞われてから、8月

更に年が改まった1月に第3波がピークを

迎え、最多の感染者数を記録した後、英国型

変異株(アルファ株)による第4波が5月に

ピークを記録した後に、6月中旬には減少

傾向が顕著になり、6月20日には沖縄を除き

緊急事態宣言が解除されることとなった。

東京都のモニタリング会議で、専門家は都内の

新規陽性者数は下げ止まっていると評価。

第4波を超える急激な感染拡大の可能性が

あると指摘して、警戒を呼び掛けた。

会議では、都内の感染状況と医療提供体制を

いずれも4段階のうち最も高い警戒レベルで

維持したとした。

新規陽性者の7日間平均で、6月16日時点で

およそ376人となり、およそ389人だった

1週間前の今月9日時点の97%と下げ止まりが

明らかだとしている。

年末から年明けにかけての「第3波]では、

新規陽性者が今回とほぼ同じ400人前後で

およそ3週間推移したあと、爆発的に感染が

再拡大していると指摘し、危機感を示した。

第4波は、英国型変異株だったが、現状の

下げ止まりの後の再拡大では、より強い

感染力を備えたインド型変異株(デルタ株)が

置き換わって猛威を振るう可能性が高い。

英国の現状を見た場合に、日本式の自粛

要請での抑制は、現状では不可能であり、

頼みのワクチン接種も間に合わず、8月には

インド型による感染拡大が避けられないと、

専門家の強い指摘もある。

宣言解除は、オリパラありきの弥縫策で

しかないとの批判も少なくない。

しわ寄せによる被害者はまたしても、だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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