インドでは、4月末から5月初めにかけて、
1日当りの新規感染者が連日40万人を超え、
死者数も4000人を超える地獄の日々が続いた。
3月末から、感染者数が一気に10倍にも達する
爆発的な感染拡大を引き起こした主な原因が、
インドで発生した新たな変異株(デルタ株)に
よる感染拡大だったが、6月中旬には新規
感染者数も4分の一近くまで減少してきた。
このデルタ株が備える感染力は、英国由来の
変異株・アルファ株の2倍近いとされるだけで
なく、重症化するリスクも高いとされる。
既に、西欧各国にも拡散が確認されており、
日本でも関東を中心に感染者が確認されている。
6月16日の報道では、厚生労働省が全国で
117人の感染が確認されたとしている。
確認された感染者の多くは東京都内であり、
既に、死者も出ている。
6月22日、インドの保健当局は新たな変異株
[デルタプラス]が見つかり、[懸念される
変異株]に指定したと発表。
既に、16例確認されており、デルタプラスは
更に強い感染力を備えていると警告した。
6月20日をもって、東京都の緊急事態宣言が
解除されたが、連日の新規感染者数が前の
週の同じ曜日の人数を上回る中での解除。
23日には、619人と500人を超える大幅増に。
全国各所で、デルタ株感染者が感染者が
確認されているが、新規感染者数が相対的に
減少傾向にある中で、東京都はほぼ10日に
及ぶ前週超えが続く。
この原因は、やはりデルタ株による感染が
拡大していると推定されるが、厚労省からは
その後、デルタ株感染者に関する発表がない。
宣言解除後に、感染者が拡大している事実が
理解出来れば、そう原因やデルタ株についての
情報を国民に知らせるのが、厚労省の仕事だろ。
国民の命と安全を守るとのお題目は、霞ヶ関の
放送塔から報じても、塔の下は聞こえぬようだ。
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