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2021年6月25日金曜日

中国当局 燃料棒の破損はよくある現象

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




台山原発からの放射線漏れの事故に対して

中国生態環境省は6月16日「冷却材の放射性

物質の濃度が上昇したが、安全運転の基準は

満たしている」、また「濃度の上昇は主に

燃料棒の破損に関係している」と発表。

更に、「原発の運転中には少量の燃料棒の

破損は避けられず、一般的な現象だ。関連

データによると、世界の多くの原発では、

燃料棒が破損しても運転を継続した経験が

ある」と主張し、「炉心には6万本以上の

燃料棒が装填されているが、破損したのは

5本前後と推定され、破損率の上限(0.25%)を

大きく下回っている」として安全性を訴えた。

生態環境省と国家核安全局も、「燃料製造や

輸送、装填などの過程で起きる制御不能な

要因による影響で、燃料棒の軽微な破損は

避けられない」ことであり、「よくある現象」

だと説明し、安全性の認識ゼロの怖さを感じる。

日本国内でも、50年ほど前の1973年3月、

関西電力美浜1号機で、燃料棒が折損事故が

発生したが、関電はこの事故は当初外部には

明らかにされず、秘密裏に核燃料集合体を

交換しただけで隠蔽。

後日、内部告発で露見し大問題となっている。

フラマトムは、2020年年10月には事故報告を

受けていたが、ガスの蓄積と外部放出について

把握したのは6月12日になってからと説明。

原子力発電の輸出に熱心な中国政府と共に

今後の原子力政策にマイナスの影響は不可避に。

危険性を備えた希ガスの外気放出は福島原発の

トリチウムを含む処理水の外洋放出とは、

放射線の危険度では桁違いに大きい。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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