太陽系の縁に当たる外縁部の[オールトの雲]と
呼ばれる場所から、直径155Kmと推定される
巨大な彗星[ルナーディネッリ・バーンスティン
彗星(C/2014UN271)]が約350万年ぶりに
太陽へと接近しつつあると米国の2人の天文
学者が発表した。
彗星の名前は2人の名前を冠している。
この彗星の存在は、2013年から2019年までに
観測したデータから見つけ出された。
2014年8月時点で29AU(約43.5億Km)であった
太陽との距離は、2021年5月に20.1AU(約30.15
億Km)にまで縮まり、2031年には土星の軌道の
やや外側の10.97AU(約16.5億Km)で太陽に
最も近づくとされる。
主に、火星と木星に存在する小さな天体である
小惑星は25万個ほど確認されており、直径が
200 km 以上の小惑星は 26 個存在する。
太陽系最大の小惑星は2001 KX76で、火星と
木星間の小惑星帯最大の小惑星はケレスで
直径933km、2番目はベスタで直径530km。
2020年には、地球人が気づかぬ間に、小惑星が
地球の近くを通り過ぎて行った事件があった。
小惑星の地球への衝突が、地球人にとっては
最大の事件となるため、地球に接近して来る
小惑星の軌道を変えさせる[DART]計画の
実験機が、11月23日に米カリフォルニア州の
バンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられる。
DART実験機は、米宇宙開発企業スペースXの
宇宙船[ファルコン9]に乗せて打ち上げる。
米航空宇宙局(NASA)は、軌道変更実験の
ターゲットとするのは、地球近くに存在する
天体の[ディディモス]の軌道を周回する衛星
[ディモーフォス]と発表。
時速約2万4000Kmの速度で周回している
ディモーフォスに衝突させて、軌道を変える。
衝突によるディディモスの軌道を周回する
速度は、僅か1%しか変化しないが、ディ
モーフォスの軌道周期は数分変化する。
衝突の3年後には、ヘラ宇宙船をディモー
フォスに到達させ、物理的特性の測定やDART
衝突の影響調査、軌道の調査を実施する。
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