2021年の夏は、記録的豪雨の言葉そのままの
豪雨が、北半球各所で記録された。
7月中旬、ドイツ西部からベルギーにかけて、
集中豪雨に見舞われて、各所で河川が決壊、
大洪水に見舞われ、多くの街や村が水没や。
土石流による被害に見舞われた。
中国でも、7月17日から始まった集中豪雨では、
河南省鄭州で年間の総雨量に匹敵する600㎜を
超える降雨で市内で大規模冠水が発生し、
運行中の地下鉄の車両が水没したり、渋滞中の
地下トンネルで6000台にも達すると報じられた
車が水没する大惨事が発生。
同時期には、北京市内でも大規模冠水が発生し、
既に完成しているはずの洪水に備えた地下
貯水槽や排水設備が機能せず、海淀区では
水位が3mにも達した。
8月末には、メキシコ湾に面したルイジアナ州に
上陸した大型ハリケーン[アイダ]が熱帯低気圧と
なって大西洋岸の各州を北上し、北東部の
ニューヨーク州やニュージャージー州など
での記録的豪雨で都市機能がマヒするなど
全米で60人を超える死者が出た。
秋に入っても、集中豪雨の発生が止まらず、
イタリアのジェノバ地方で10月3日からの
豪雨で降雨量が900㎜を超える地域が出るなど
洪水被害が発生した。
また、2日後には乾燥地帯の中東のオマーンに
サイクロン「シャヒーン」が上陸した。
オマーン気象庁は、平年の1年分以上の降水
量に匹敵する116㎜の雨が、わずか6時間で
降ったとし、雨がほとんど降らない砂漠地帯
では、思わぬ洪水の発生で死者が出ている。
更に、10月12日には中国山西省で季節外れの
記録的な大雨により大規模洪水が発生した。
わずか5日間で、10月の平均降水量の3倍以上
降雨量があり、175万人が洪水の影響を受け、
うち12万人が避難、加えて石炭不足で停電が
相次ぐ中国で、国内第2の産炭地が被災し
60の石炭鉱山が閉鎖され、流通もマヒ状態に。
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